言語態研究会    news  |  about  |  journal  |  contact  | blog


News



言語態』15号
2016年3月発行
A5判・並製・88頁


論文 
        鳥居万由実
        1930 年代モダニズム詩における、女性の自己表現の方策
        左川ちか、山中富美子らの作品を手がかりにして

        趙秀一
        格闘することばの世界
        金石範「万徳幽霊奇譚」を中心に

        池沢充弘
        unlearn, unteach する「女たち」の語り
        大江健三郎『水死』における憑坐と教育

        Chelsea Szendi Schieder
        Revolutionary Bodies
        The female student activist in the “student fiction”of Ōe Kenzaburō and Kurahashi Yumiko

書評
        井川理
        小松史生子著『探偵小説のペルソナ 奇想と異常心理の言語態』

言語態15号は東京大学駒場キャンパス生協及び当サイトで販売しております。バックナンバー


『言語態』14号 
2015年3月発行
A5判・並製・232頁


本号は、『言語態』初の特集「〈戦後〉の可能性−「戦の後」に留まるために」を掲載しています。
【特集要旨(抜粋)】
[…]1990 年代、つまり「戦後 50 年」を前後して、日本文学研究という領域でも〈戦後〉という時代を捉え直す動きが始まった。そして今日までの 20 年間、多くの研究者がそうした〈戦後〉に対する 批評を積み重ね、その神話を解体することで、あるべき戦争/戦後責任の形を探求してきた。しかしながら、現在私たちは、〈戦後〉自体を「無かったこと」に しようとする政治状況に向き合っている。〈戦後〉という時代に蓄積され た様々な言説と運動が、そしてそれへの建設的批判の全てが、消去されようとしているのである。〈戦後〉が抹殺されることで、「戦」の前に、忠実に、単純 に、戻り始めている。このような 状況に対して、研究者ができることは何か。それは、〈戦後〉を批判しつつ、しかしそこに存在したギリギリの可能性を掴み出すことではな いだろうか。〈戦後〉の可能性―それを再発見 することで「戦の後」に留まる―これが本特集 のテーマである[…]

論文 
        追田好章
        鉄路の詩学
        萩原朔太郎「告別」と安西冬衛「未成鉄道」における鉄道の認識論的暴力をめぐって

        長沼美香子
        大英帝国という近代
        大日本帝国の事後的な語り

        井川理
        拮抗する法・新聞メディア・探偵小説
        浜尾四郎『殺人鬼』における「本格」のゆらぎ

        辛西永
        『花花』の方法意識と『婦人之友』

        西田桐子
        堀田善衛「曇り日」と文芸誌の「戦後十年」言説
        1955年における文学者の責任

特集要旨
        〈戦後〉の可能性
        「戦の後」に留まるために
 
特集論文
        逆井聡人
        原罪に代わるもの
        戦後道徳と荒正人

        金ヨンロン
        文学テクストと〈歴史的時間〉
        太宰治『冬の花火』から『斜陽』へ

        北山敏秀
        「戦争体験論」の意味
        『われらの時代』を「批判」するということ

論文 
        高柳和美
        創造性の起源としての女性性をめぐって
        ノアイユ、プルースト、ウィニコット

        森田俊吾
        アンリ・メショニックにおける演劇性の概念
        翻訳行為と言語内身体の上演作用の関係について

        YutakaOKUHATA
        After the Holocaust
        The Politics of Memory and Distorted Communication in Harold Pinter's Plays

書評
        小屋竜平
        互盛央著『言語起源論の系譜』

言語態14号は東京大学駒場キャンパス生協及び当サイトで販売しております。バックナンバー


言語態ワークショップ「〈戦後〉特集ー主体と責任ー」

日時:7月14日(月)14:30〜18:00
場所:東京大学駒場キャンパス8号館ー315教室

14:30 逆井聡人「原罪に代わるものー戦後道徳と荒正人」

15:10 金ヨンロン「日本国憲法と〈戦後文学〉―太宰治『冬の花火』から『斜陽』へ」

(休憩10分)

16:00 北山敏秀「1950年代末における「世代論」の運動―「戦争体験」をめぐる橋川文三と大江健三郎の思想的交錯を中心に―」

16:40 岩崎正太「「日常における〈政治〉の位相:小島信夫『島』論」」

17:20 西田桐子「文学者の「戦後十年」―文芸誌における「戦後十年」特集と堀田善衛『曇り日』」

発表20分:討論20分



『言語態』13号 
2014年2月発行
A5判・並製・214頁



論文
長沼美香子
身体教育という近代
文部省『百科全書』の翻訳語から見えてくるもの

木村政樹
「インテリゲンツィア」の「文学史」
平野謙「プティ・ブルヂョア・インテリゲンツィアの道」論

金東妍
戦争詩というもの
日中戦争を中心とする前線と銃後の「戦争詩」

杉本未来
筒井康隆『美藝公』 
「藝術」の支配構造と「もうひとつの世界」

茂木謙之介・木村政樹・西田桐子
延焼する〈アクチュアリティ〉
文芸雑誌における言説史1953-1963

小屋竜平
「空虚な」記号としての代名詞
エミール・バンヴェニストにおける「話者」、「意義作用」、「現実」の問題をめぐって

工藤貴響
ソシュールを読むアメリ・メショニック
言語(ラング)の学・言語活動(ランガージュ)の理論・詩学

唐橋聡
ジャック・ラカンによる「盗まれた手紙」読解の「余り」

Yutaka OKUHATA
The Victimized Persecutors
The images of Fragile Humanity in William Golding's Late Novels

書評
加勢俊雄
野網摩利子著『夏目漱石の時間の創出』

言語態13号は東京大学駒場キャンパス生協及び当サイトで販売しております。バックナンバー
page top

last modified. 2016. 9.12